語学学校(ESL)を終了した人は、大学に進む人と仕事を探す人とに分かれます。(何もしない人もいるけど)
移民の人達の中には国で大学を卒業しても、スキルをアップデイトさせるため、カナダの大学にく人もいます。
資格が必要な職種は、カナダのライセンスや経歴が絶対に必須なものもあります。
自国ではドクターやエンジニアだったのに、カナダのライセンスを取るお金がないため、仕方なくタクシードライバーをして生活をしているという話も聞きます。
カナダは高校までは無料ですが、その上の学校は有料。進学したくても財政上無理な人の為に、カナダ政府が運営している学生ローンがあります。
国からのローンなので利率は低いし、学校を卒業しても半年間は返済が免除されます。もし半年たっても仕事が見つからず、返済ができないのであれば、国に申し出れば場合によっては支払いを再度引き延ばすこともできます。
私はラッキーにも半年で仕事が見つかったけど、何人かの知り合いは最悪の不景気で仕事を得る事ができず、支払いを延ばしてもらっていました。
稀なケースですが、5年経っても仕事が見つからない人は、学生ローンを支払わなくてもいい事もあるのです。
シングルマザーの私の友達がこれに当てはまり、ローンを支払わなくてもいいと言って、すごく喜んでいました。彼女はパートタイムで仕事をしていたと思っていたけど、結構な金額のローンを全く返済しなくてもいいのには驚きました。彼女にどうやって申請できたのかもっと詳しいことを聞こうとしても、曖昧な答え方をされただけで、はっきりとした情報は得られませんでしたが、10年かかってローンを支払った私からすると、すごく複雑な気分ですね。
学校にいる間、多額のローンを抱えている人達には年に1回付与金が出ます。私は学校の入学申請が遅れたので、最初の年は貰えませんでした。年に$2000でしたよ!
去年の9月から制度が変わって、低所得の人は無料で大学に行けるようになりました。
家族の所得が年間$50,000以下の人は授業料を払わなくていいそうです。ウ〜ン。今学校に行ってれば私もタダで行けたかもしれない…