先週末はイースターで、カナダはロングウイークエンドでした。
イースターの前の金曜日は”Good Friday”と言って、カナダのケベック州以外の州はお休み。
ケベック州は”Easter Monday”の月曜日がお休みです。
「なんでケベック州だけ休みの日が違うの?」
なぜなのかはわかりません。誰に聞いても「さあね~」という返事が返ってくるだけです。まあいつか調べてみようと思っています。
イースターが近づくと、イタリア系カナダ人の会社の同僚達が、”lent”(四旬節の断食)のために何をGive-Upするかという話をし始めます。
”lent”という言葉は、カナダに来るまで知りませんでした。
同僚に、「”lent”って何?」と聞くと、カソリック系の人達は、イースターが始まる前の40日間断食をするそうです。イエスキリストが受けた苦しみを分かち合うためだそうで、自分の好きなものを40日間、イースターが来るまで”Give-Up”(ギブアップ)します。
例えば、チョコレートが大好きなら、イースターが始まる前の40日間は食べないということですね。
ふーん、私もやってみようかなとちょっと考えてみたけど…やっぱりダメだ。40日は長すぎる。
「牛乳を飲まないとかじゃだめー?」と聞くと、
「Akko、自分の好きなものをギブアップしないとダメなの!」と言われてしまった。
結局私はGive-Up(ギブアップ)にギブアップしました。
イースターには卵に色をつけたり飾りを付けたりします。
子供がいる家では、イースターエッグを家のどこかに隠し、みんなで見つけるゲームもします。どこに隠したかを忘れると、後で腐った卵が出てくることになるので気を付けましょう。
私のイースターエッグ作りですが、卵に塗る絵の具が家になかったので、日本で買った折り紙を卵に張りつけることにしました。
でも紙が固くて、うまく卵に包めず最初は失敗。
次に考えたのが、卵のカーブしているところは紙に切り口を入れて、紙が重なるように貼り付ける。これもまた継ぎ目が上手に合わせられず、見た目が汚くなってしまってまた失敗。
紙で包むのを諦めて、卵の一部分に紙を貼り付けることにしました。
イースターも七面鳥を食べるのかと思ったら、イースターのメイン料理はハム、子羊、チキン。
私は子羊が苦手なので、オーブンに突っ込むだけの簡単なハムにしました。
ハムに付ける飾りのパイナップルが足りなくなり、下はパイナップル無し。
上が焦げてしまった~。ハムがでかすぎ。
チェリートマトも焦げてしまったけど、焼いたトマトは好きです。
トマトは生で食べるより、調理したほうが栄養が取れると前にテレビで言っていました。だから、イタリアン料理はトマトをたくさん使うので、健康にいいんだそうですって。でもパスタは太りそうだけど…