ロックダウンからもう1ヶ月経ちました。
外は相変わらず静かで人通りも少なく、まだ日常生活に欠かせないお店しか開いていません。
自宅待機で人との接触を避けているのにも関わらず、ウイルス感染が一向に治る気配がないような気がします。
カリビアンフェスティバルやゲイパレードも中止になりました。
国内旅行でさえも行けるかどうかわからない状態で、長い冬から解放されて楽しみにしていた夏もコロナの影響で台無しになりそうです。
食用品の買い出しをするのも大変。
人数制限があるので、食料品店の前はいつも長い行列です。
マスク着用は義務付けられていないので付けていない人も沢山います。
マスクの代わりにバンダナとか、他の布を使っている人も見かけますね。
市販のマスクが手に入らないのと、マスク代わりになるような物が売られ始めたので、若い人達はファッション感覚で変わったマスクを付けているのでしょうか。
レジの前にはお客との接触を避けるために、透明なプラスチックのシールドが置かれるようになりました。
缶製品、小麦粉、パスタはいつも売り切れ。
空の棚を見ると、食料難でなかなか手に入らない国にいるような気分になります。
今まで感じていなかったけど、私達って何でも欲しい物が手に入る裕福な生活をしていたのですね。
“お肉の値段が上がる”というニュースを最近やっていて、ちょっとびくびくです。
お肉よりお魚のほうが好きなのですが、ただでさえ新鮮な魚介類は普通のスーパーではなかなか手に入らないし、冷凍物でもすごく高いので、お肉の値段が上がったらしばらくはベジタリアン生活をしなければならないかも…
閉めているお店に強盗が入るケースも出ました。
お店が開けられないので家賃は払えず、その上空き巣に入られて店内はメチャクチャだとお店のオーナーが半泣きでインタビューに答えていたのが印象的です。
ひどい話ですよね。みんな大変な思いをしているのに。
高い物を置いているお店は空き巣対策で、ドア、窓全体に木の板を貼り付けています。
ダウンタウンは家賃がものすごく高いので、ロックダウンの影響で閉店せざるを得ないというお店が出てきました。
カナダ政府は景気を回復させたい為、来月辺りには徐々にビジネスをオープンしたいという話がでていますが、どうなるんでしょうね〜。