日本でバーベキュー(BBQ)と言えば、メインは山盛りのお肉。
色付けにお野菜が入って、エビや貝などの海鮮も付け加えれば豪華なバーベキューになります。
味付けは照り焼きソースか、お醤油かな。
私はこれが定番のバーベキューの食材だと思っていたのですが、北米のバーベキューが日本のバーベキューとはちょっと違うということを、カナダに来るまで知りませんでした。
初めてそれに気付いたのは、友達の両親の別荘に遊びにいった時のことです。
野菜を沢山切って庭にあるバーベキュー用のコンロで焼こうとしたら、みんなにびっくりされました。
私が切った野菜はサラダ用と思われ、まさか焼くとは思ってもみなかったみたいです。
「日本では野菜も焼くんだよ」と言ったら「かわってる~」と驚かれました。
彼女の家のバーベキューは、冷凍ハンバーグを焼いて、ハンバーガー用のパンにはさんで食べてました。
パサパサのパンの中に味気のないハンバーガーを食べながら、「カナダのバーベキューは日本とは違うんだなあ」と、その時つくづく実感しましたね。
北米のバーベキューは、ハンバーグまたはソーセージを焼いてパンに挟み、ケチャップとマスタードをつけて食べるのが一般的です。
野菜は焼きとうもろこし。
サラダがある時もあります。
とうもろこしは焼いた後、そのまま食べるかバターをつけます。
日本人なのでバター醤油で食べたいところだけど、悲しいことにお醤油はないです…
サラダは家庭によってさまざまで、一般的にはイタリアンドレッシングをかけたレタスのサラダかシーザーサラダ。
シーフードはとても高いし、嫌いな人が多いのかな? オンタリオに住むカナダ人のバーベキューでシーフードを焼くのを見たことがないですね。
オンタリオ州には海がないので食べ慣れてないせいもあります。
日本でもおなじみの鳥肉と野菜を刺した串焼きはあります。
ステーキを焼く人もいます。
スーパーで安いステーキ肉が売られていますが、筋が多く、焼きすぎると硬くなってしまい、まるでゴムを食べているようになるので、焼き方に気をつけないといけません。
バーベキューは国によって食材が違って、他の国から来た人のバーベキューパーティに行くと、羊の肉を使ったり、ソースもその国特有のソースを使っているので、ちょっと違った味わいが楽しめます。もちろん、断然おいしい!!
会社のイベントや、夏のプールパーティでバーベキューに何回か行っていますが、メニューがほとんど同じ。
ハンバーグには味付けがなく、パサパサとしたパン。
ソースはケチャップかマスタード。
バーベキューソースやホットソースがあればラッキー。
そこにマヨネーズやお醤油があると嬉しいんですけど。
野菜はトマトとレタスのサラダ。
もうこの定番には慣れましたが、最初はなんてつまらない味のバーベキューなんだろうと思いましたね~。