入国審査はこわい ― Immigration at Airport

外国に行く時に必ず通るのが入国審査。

海外旅行に行き始めたばかりの頃は、入国審査を通る時はちょっと緊張していました。

質問には“for sightseeing”と答えなさいというのがガイドブックに書いてあったので、何度も単語を繰り返し覚えたことがあります。

英語での返答を前もって準備していましたが、たまにガイドブックとは違うことを質問されると、“はあ?”って感じで硬直。手を使って何とかコしxミュニケーションをとっていましたが、空港の審査官ももう慣れているので、うまく説明できなくても通してくれましたけどね。

ハンガリーからドイツに乗り継ぐ時の入国審査は少し厳しかった。

若いハンサムな審査官でしたが、質問をしている間はロボットのように全くにこりともしない。でも厳しい質問のあと、最後に「ハンガリーの旅行はどうでしたか?」と聞かれ、私もちょっと緊張感が抜けて「とてもきれいな街でまた来たい」と笑顔で答えたら、彼の仏頂面がいきなりにっこりと笑顔に変わり「Have a nice trip」と言ってくれました。

ヨーロッパに友達2人でバックパック旅行をした時に、イギリスに入る時の入国審査は審査が厳しく長蛇の列ができていました。

私もガイドブックに書いてある以上の質問をされちょっと戸惑り、でも何事もなく通れましたが、後ろを向くと友達はなかなか通してもらえない状態。「Akko、助けて」と嘆く声が…

審査官に、彼女は仕事を休んできたので旅行が終わったら日本に帰らなければいけないことを説明し、違法滞在する意思がないことの証明として彼女のビジネスカードまで見せることになりました。ビジネスカードは日本語で書いてあって読めていなかったと思うけど。

「私、難民みたいに見えたのかな」と友達はちょっとショックを受けていました。Immigration

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