前回の続きです。
テレビで「コンジー」の作り方を紹介しているのを見ていたら、突然「コンジー」が食べたくなり、近くの中国料理レストランへ「コンジー」を買いに行くことにしました。
私の住んでいる町は移民が多いのですが、本格的な中国、韓国、日本食レストランがなぜか少ない。
東アジア系の人があまり住んでいないせい?
そんな現実を無視して、「でも、もしかしたらコンジーがあるかもしれない」という淡い期待を持って行ってみることにしました。
そのレストランはいつも買い物に行くスーパーの途中にあり、車で前を通るだけで、まだ一度も食べに行ったことはありませんでした。
「きっとカナダ人向けのレストランだろうな〜」
「いつかはいってみるか」と思いながら、今まで行く機会がありませんでした。
中に入ると独特の中国料理の香りではなく、なぜかカレーの香りがするレストランでした。
「調理にインド料理のスパイスでも使ってるのかな?」
二人だけど3品、お肉にお野菜、チャーハンではなく麺を注文しました。
予想していた通り典型的なカナダ人向けの中国料理でした。
でも中国料理は久々だったので、気にせずに食べ始めると、
全くの期待はずれで、品は違うのにどれも同じ味しかしませんでした。
麺も野菜もほとんど似た色で茶色。
具を変えているだけで同じソースを使ってるような⁉
「東洋人があまりいない町で本格的な東アジア料理は期待しない方がいい」とつくづく実感しながら、黙々と食べました。